錦秋特別公演「芯」

久方ぶりの中村屋!勘太郎・七之助兄弟の錦秋特別公演「芯」を見に行きました。

今回は和太鼓の林英哲さん、三味線の高橋竹童さんも出演されていました。林さんは、以前見に行った「鼓童」の創設に参加なさった方だという事で、今回もピシッと締まった太鼓のパフォーマンスがかっこ良かったです。高橋さんの演奏も、鮮やかなバチさばきがすごかった〜。

さて、中村兄弟もすっごくすっごく良かったです。

まずは最初の「二人椀久」、松山太夫役で出てきた七之助のあまりの綺麗さにビックリ。松山は要は「まぼろし」なんですが、その幻想的な雰囲気と、色っぽいしぐさと、細い線と・・・。前に見た時はこんなに女っぽくなかった気がする。兄弟の共演で初めて七之助ばかり目で追ってしまいました。

その後は、「四.コラボレーション」と書いてあり(縦書き)・・・。一体どんな風にやるのだろうと思っていたら、これがものすご〜くかっこ良かった!力強い和太鼓に豪快な三味線、シンプルな紋付袴の衣装で「舞う」中村兄弟、とまさに「芯」という言葉がピッタリな見応えのある演目でした。何か演出のセンスがちょっと現代風の「和」だったなぁ。若い人が見てもすごく人気が出るのではないかと思いました。そして、やっぱり力強い演技になると勘太郎がカッコ良すぎで・・・。なんかどんどんお父さん(勘三郎さん)っぽい迫力がついてきているなぁ。中村屋はやっぱり最高なのです。

で、松竹さんにお願いです。

1.このコラボ演目、ぜひぜひDVDを出して下さい。即買いします。
2.このコラボ演目、ぜひぜひロンドン公演を(笑)!
錦秋特別公演「芯」  ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください