なんか日本語訳がみつからなくて、泣く泣く洋書で買ったこの本。ようやく読み終えました。MITメディアラボの教授であるJohn前田さんがシンプルさについて語っています。ページ数は100ページとそれほど長くないのですが・・・。
・・・難しいわ!・・・果てしなく難しいわ!
iPodやB&Oなどを例に挙げたプロダクトデザインの話を多く取り上げつつも、意外と前田さんの生活の中での経験・考えやむしろ人生哲学!?位の事も書かれていたりします。そりゃ〜私の英語力じゃ追いつけませんて〜。
曰く
“Simplicity and complexity need each other.”
“What lies in the periphery of simplicity is definitely not peripheral.”
だそうです。っていうかこの本で扱っている内容ってものすごく複雑で深くて、分厚い本が何冊もできてしまいそうなのにここではシンプルに10の法則でまとめられています。でも読み終わった後のボリューム感でお腹いっぱい。この本のシンプルさ自体がまさに法則に従っていてスゴイ。よくわかんないけどスゴイ。
シンプルなデザインって下手するとすごくちゃっちく見えちゃうけどプロのデザイナーが作るシンプルデザインがあれだけかっこよく見えるのは、もしかしたらこういった法則を満たしているからかも知れないなぁ・・・とふと思いました。
ちなみにWebsiteもあります。前田さんのブログになってます。おもしろいですよ。