どの曲もこれでもか！ってほど丁寧に細かい音が散りばめられているので、余りにも安っぽいスピーカーで聴くとちょっとがっかりします。もったいない。このアルバム聴いて、もっといいスピーカーシステム欲しくなったし。という訳で、一回目に聴くとちょっと難解で戸惑うかも知れませんが、聴き込めば聴き込むほどはまっていくアルバムです。オススメ。(特にTakogawaさんとか。名指し・笑)
“The Eraser” Thom Yorke (Amazonへ飛びます）
“The Eraser” Thom Yorke
正直、買うの迷ってました。Radiohead好きだけど、聴き始めたのはすごく最近だし、即買いなんて信者みたいな事をしてもいいものか！？名前だけで音楽聴くと痛い目見るし・・・。
でもふと行ったWebsite（ http://xlrecordings.com/theeraser/）で”The eraser”を聴いてAmazonで即予約。今死ぬほど聴いてます。
オススメの曲達：
+++The Eraser+++
この曲ヤバイ。この曲の為だけにアルバム買ったと言っても過言ではない。初めの方はすごくデジタルな音がちりばめられてるんだけど、そこに入ってくるThom Yorkeの声が妙に人間っぽくて、でもどこか非現実的。曲が進むにつれてどんどん切ない感じになってきて、”You are wrong…”ってつぶやく所から最後にかけて、もう泣けてきます、ほんとに。消したいものが消えない時ほど、辛いことはない。必聴です。
+++The Clock+++
映画の中の短いワンシーンを切り取って、スローモーションにして、細かく描いているようなイメージの曲。歌詞が短いんだけど、何かその中に込められたメッセージは長い気がする…。
+++Black Swan+++
少しテンポの速い”The Clock”からこの曲に入る入り方が最高にカッコイイ！ベースの音も最高にカッコイイ！あと、Black Swanって向こうでどんなイメージがあるのか知りませんが、私の中ではSwanが優雅なイメージを持っているので”Black Swan”という言葉と”fucked up”という言葉が同じメロディに乗せられているのが妙にツボです。
+++Harrowdown Hill+++
“The Eraser”の次にはまってます。Thom Yorkeの歌い方がすっごいカッコイイし、これもなんか映画だかドラマみたいな曲。”It was a slippery slippery slippery slope…”の所からの不気味な雰囲気と、その後のギターの音がカッコよすぎて…Thom Yorke万歳。
相変わらず歌詞がすごく難しくて理解するのに苦労しているのですが、このサイト（ http://www.songmeanings.net/artist.php?aid=137438972901）で色んな人の解釈を読むとちょっとおもしろい。そっか、そういう見方もあるのか、と。