8月納涼歌舞伎(3)雨乞狐

あ〜もう1週間経っちゃったよ(笑)。今週はなんだか早かったなぁ〜。と、間があいてしまいましたが、納涼歌舞伎3幕目の「雨乞狐」。実は私、今回はこの演目を見に来たと行っても過言ではありません!中村勘太郎!私はアナタを見に来たのよ!・・・とかなり期待して行ったのですが、期待以上にかっこよくて、ビックリしました。 「雨乞狐」は1人で野狐、雨乞巫女、座頭、小野道風、狐の嫁の5役を踊る舞踊劇で、以前勘三郎さんが踊ったものだとか。野狐はおもしろく&かわいく、巫女は幣の描く線がとても綺麗で、座頭はとにかくコミカルに、そして小野道風はとっても「雅」、狐の嫁は綺麗で艶っぽく、とにかく全然違う5つのキャラクターを見事に踊り分けていたという感じで、勘太郎ファンにはお得な内容(笑)。(まさか「雅」な勘太郎さんが見られるとはねぇ。)特に狐の時は登場の仕方も会場を驚かせていたし、動きにも切れがあってカッコイイくらい。テンポのあがる曲のところでは会場内から手拍子 !もうとにかくお客さんを沸かせまくっていました。 いつ見ても思うのですが、勘太郎さんの踊りは柔らかい所と力強い所のメリハリがはっきりしていて、しかもすっごい動きが丁寧。お父さんにきっちり仕込まれているのでしょうなぁ。自分と歳もそんなに変わらない勘太郎さんが(っていうか1つだけだけど年下だし !)ここまでかっこよく伝統芸能の世界で頑張っているのをみると、やっぱ尊敬しますね。11月にも勘太郎&七之助兄弟公演のチケットを取っているので今からほんとに楽しみです。 大満足な納涼歌舞伎でした。

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