「生きていてよかった」相田みつを(著)

箱根旅行記はまたまた中断、最近買った本のお話を1つ。 駅で少し時間が余ったので本屋さんをぶらぶらしていたら、相田みつをさんの「生きていてよかった」という本をみつけました。相田みつをさん、名前は前から知っていましたが作品を読む機会はありませんでした。それが気になり始めたのはあの「金八先生」のドラマの影響(笑)。今回の金八先生、授業で相田みつをさんの言葉をいくつか取り上げているんです。その中でもある回で、「いいことはおかげさま、わるいことは身から出たさび」という言葉を聞いてずっと読んでみたいな〜と思っていました。それを発見、しかも文庫本!持ち運びやすい(笑)!もう買うしかない!という訳で買っちゃった〜。 別に癒し、ヒーリングを目的とした本ではないはずなのですが、なんか癒されます。上に書いた「いいことは・・・」のように少し身が引き締まるような言葉もあれば、人間の 弱い部分を認めるような、ダメな部分も含めて自分なんだから、という少し励まされるような言葉もあり、あっという間に全て読み終わってしまいました。後者のような言葉は 読んでいて素直にほっとするし、前者のような言葉も決して「こう生きるべきだ!」というような説教くさい言い回しではなく、ずばっと本質だけ一言で言われているカンジです。そういう言葉って、例えば誰かに腹をたてていてカリカリしてる時に聞くと、一呼吸置いて「でも自分も少し悪い所があったかも・・・?」と、少し頭を冷やしてくれます。 他人のせいにしたり、ひたすらマイナス思考になってしまうのを止めて、心機一転させてくれるんですね。「自分も悪いんだし、しかたないか〜。ま、いっか。」と(笑)。 自分を含めて「弱い人間」という相田さん。気持ちを落ち着けるのに、いい1冊だと思います。オススメです。 本の紹介ページ (Amazonへ飛びます。)

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