Category Archives: 本

幸せすぎる本屋さん

余りにも嬉しかったので思わず久しぶりにblog書いてしまった・・・。

Cat’s Meow Books on Twitter

当店の開店時間は毎日14:00-22:00です(不定休) 店長三郎と4頭の店員猫、そして初代番頭のDr.ごましおが皆様のご来店をお待ちしております。

このツイートを見て以来、ずっとお邪魔したいと思っていた、Cat’sMeowBooksさんにようやく行けました! 三軒茶屋から徒歩10分かからないくらい、閑静な住宅街にありました。こんな普通のお家みたいなところだし、猫の本なんてジャンルだし、そこまで本たくさんないのかな~なんて思っていたら、とんでもない!猫の本ってこんなにあるの!ってくらいの本の山。入った瞬間一気に幸せモード。

お店は手前の新品の本エリアと、中古の本などが並び猫ちゃんたちがいる奥のエリアがありました。奥に入る時は猫ちゃんが出てしまわないように気を付けながら・・・。猫カフェではなくあくまで本屋さんですので、猫ちゃんたちと遊ぶ事はできませんが、手を消毒させてもらって、撫でたりとかは大丈夫とのこと。何より猫ちゃんたちがとてもフレンドリーで、本棚を歩き回ったり挨拶に来てくれたりと、とても可愛かったです♥️

何見てんだよ・・・って顔してますが(笑)いやいや、とても人懐っこかったです。

この時点で私は本好きと猫好きの血が騒ぎ、若干混乱(笑)。こんなに猫の本があったら一冊一冊眺めずにはいられない・・・でも猫ちゃんとの時間も惜しい・・・。入って5分でまた来なきゃと心に決めてしまいました。ちょっと感動したのは、ランダムに並べられているように見える本たち、よくみると何となくテーマ毎になっている・・・!!!フィクション系、世界各地の猫系、飼い方系などスタンダードなものから、魔法と猫?やら男性と猫、黒猫白猫などちょっと変わったものまで・・・ここはなんの棚だろう、と想像するだけでもなかなか楽しかったです。

ちょっとした飲み物も注文できるようで、隣にはビールを飲んでまったりされている他のお客様も。いや、もう正に至福の空間ですよ。本好き、猫好きにはパラダイスですよ。

さてさて、欲しい本はたくさんあったのですが、とりあえずこれだけゲット。

絵本?自分の猫の記録帳?素敵な絵だったので選びました。それから、ネットで見かけて欲しかった「必死すぎる猫」たちの写真集。素敵なCat’sMeowBooksさんのカバーがかかっている2冊は、実際にあった猫に関わる奇跡的なお話集と、ちょっと哲学について語っている本。どれもお気に入りになりそうです。 ちなみに本を購入すると、保護団体さんへの応援にもなるみたい。いいシステムです。また絶対行きます~。

Laws of Simplicity

なんか日本語訳がみつからなくて、泣く泣く洋書で買ったこの本。ようやく読み終えました。MITメディアラボの教授であるJohn前田さんがシンプルさについて語っています。ページ数は100ページとそれほど長くないのですが・・・。 ・・・難しいわ!・・・果てしなく難しいわ! iPodやB&Oなどを例に挙げたプロダクトデザインの話を多く取り上げつつも、意外と前田さんの生活の中での経験・考えやむしろ人生哲学!?位の事も書かれていたりします。そりゃ〜私の英語力じゃ追いつけませんて〜。 曰く
“Simplicity and complexity need each other.” “What lies in the periphery of simplicity is definitely not peripheral.”
だそうです。っていうかこの本で扱っている内容ってものすごく複雑で深くて、分厚い本が何冊もできてしまいそうなのにここではシンプルに10の法則でまとめられています。でも読み終わった後のボリューム感でお腹いっぱい。この本のシンプルさ自体がまさに法則に従っていてスゴイ。よくわかんないけどスゴイ。 シンプルなデザインって下手するとすごくちゃっちく見えちゃうけどプロのデザイナーが作るシンプルデザインがあれだけかっこよく見えるのは、もしかしたらこういった法則を満たしているからかも知れないなぁ・・・とふと思いました。 ちなみにWebsiteもあります。前田さんのブログになってます。おもしろいですよ。 Laws of Simplicity Website

しおり

引き続き伊香保中断。 何気なくネット見てたらこんな記事を発見。 http://pingmag.jp/J/2007/09/27/bookmarks-design/ そうなのよ。しおりって何かこだわりたくない?電車の中でみんなが普通の四角いしおり使ってる中、自分だけカワイイしおりだと嬉しくない? この記事の中では私は「物語のしおりの物語」と「フランク・ロイド・ライト」が好きでした。「物語〜」はユーモアあるし、「フランク〜」は普通に繊細で綺麗。眺めてるだけで嬉しい。 ちなみに私が今使ってるのはこんなの。

image1_1_p

やる気ない感じがいいでしょ。

悪魔とプリン嬢

どんなタイトルっすか。っとちょっと突っ込みたくなるこの本はこれまたパウロ・コエーリョの作品です。なかなか尖った作品であると私は思いました。 主人公のプリンは田舎のホテルのバーで働くふっっつぅの女の子です。毎日全く変化のない退屈な日常の中で、ある日一人の男性と出会ってある話をもちかけられ、ある選択を迫られる。これがまた残酷な問いかけで、彼女は毎日悩むようになります。善悪って何なんだろう、罪と罰って何なんだろう、社会とか集団の中で人がどう動くのか、など、色んな要素が入っていて、けっこう考えさせられるような内容なんだけど、話自体はそんなに重くありません。 誰もがプリン嬢にも悪魔にもその他の集団になる可能性がある。私は今、誰だろう?もしかしたら、悪魔かも知れないなぁ…。 パウロ・コエーリョ「悪魔とプリン嬢」

カフカの「審判」

何?何なのこれは?何が起こってるのかさっぱりわからん。「変身」に引き続きカフカの「審判」を読んだのですが、難しい!主人公が突然逮捕されてしまうのだけれど、まず理由がわからない。理由が書かれていないのだから、彼が無実なのかどうかもわからない。だからかも知れないけど、主人公の「俺は無実なのにどうしてこんな裁判が続いているんだ、馬鹿げてる。」みたいな態度にはちょっと腹がたった。だって本人も気付かないうちに何かしちゃったのかも知れないし、本人が「善」だと思ってた事がもしかしたら「悪」かも知れない。どうしてそこまで自分が正しいと思えるの?ただ、この主人公の態度は「自分は大丈夫だ」と思いたいが故の強がりにも聞こえたけど・・・。 まぁ、真実がどうかはともかく、現実の裁判っていうのもきっとこんなケースがあるんだろうなぁとも思う。悲しい事に、社会の中の裁きを下す機関が「有罪」と言ったらその通りになってしまうし、裁いているのも人間だから馬鹿馬鹿しいとも思えるような理論で結論が下され、「悪」のラベルを貼られてしまったりした人もいるのでしょうね。 ・・・何かよくわからなかったので、感想も自分で書いててよくわからないなぁ。とりあえず、そんな感じでした。 カフカ 「審判」

アルケミスト

今、何か新しい事を始めようとしている人、大切なものを失くしてしまって途方にくれている人、同じような毎日にうんざりしている人、もしまだ読んでいなかったらぜひ読んでもらいたいです。パウロ・コエーリョの「アルケミスト」。 新しい世界へ行くにはすごく勇気がいる。一歩踏み出せば、自分の世界がどんどん広がるような気がするのだけれど、そううまく行かない事の方が多い事も知っている。もしかしたら何かを捨てなければいけないかも知れないし、大切なものを失ってしまうかも知れない。だから、今の自分に不満を抱きつつも大抵みんな変化を避けようとしてしまう。結局今のままで良しとするか、変化を求めて歩き出すのか、そこが人の「選択」になる訳で、どちらが正しいなんて事は誰にも決められないのだけれど、この本は「歩き出す」方を選択した人を応援してくれます。 ストーリーも設定も、例えば今の日本とは全然違うものだし全体としてすごくシンプルで、おとぎ話風。でも、書かれている内容は誰もが経験して悩むような事だと思う。たくさん悩んでいいんだと思います。でももし、少しでも何かを変えたいと思っているのであれば、ちょっと読んでみる価値はあると思うよ。ぜひ。 パウロ・コエーリョ「アルケミスト」

久しぶりに①「月の子」

まるっと一日時間が空いたので、ベッドの上に転がってブログを書いたり本を読んだり。最近は休みの日も出っ放しだったから何だか新鮮だ。久しぶりに「月の子」を全巻読みしてしまった。何度見ても泣ける。
私は主役の3つ子が大好き。ジミーはね、すごくかわいいし、アートへの真っ直ぐな想いが見ていて気持ちいい。っていうかキレイすぎ。でも、そのジミーを憎むティルトにも実は共感してしまったりする。生きていくというのはすごく大変で、キレイ事ばかり言ってられない。自分が死なない為には、時にはそれが残酷でも命を奪って食べてしまったりする。でもジミーの様にその汚さを知らずに安全に、平和に生きている癖に、平気で人が残酷である事を批判したりして、自分は清潔ぶる。許せないよね、きっと。というか、こういったエピソードには自分も少しドキッとさせられる。知らないうちに自分もジミーになっているのかも知れない。で、もう1人の「キレイ」な場所にいる兄弟、セツ。実は一番好き。見た目はともかくセツが一番女性らしい。ふられてもふられてもショナの事を想い続ける一途さと、その自分の気持ちを後回しにしてジミーを守ろうとする優しさと、ほんと見ていて切ないよ。この作品は他にも語りたい事があるのですが、ま、そのうち。とりあえず満足。

へ〜んしん!

フランツ・カフカです。名前は知ってたけど、初めて読みました。「変身」。けっこう新鮮でした。主人公がある朝目覚めると巨大な虫に変身してしまっていた、という話なのだけれど、「なんで!?」と突っ込む間もなく物語りは進んでいきます。説明もなく、何だかよくわからないまま、でも読むのはやめられない。突拍子もない設定なのに、けっこう淡々と場面が進んで行くのが妙に不気味で、読み終わった後の不思議な感覚はちょっと表現できません。 (以下ネタばれです。)
思えば残酷な話なのですね。主人公のグレゴールはすごく真面目で、責任感もあって、歳をとった両親と、若い妹を養ってきた。多少の事は彼が我慢して働かなければ家族は生きていけないのだから、そう信じていたのですよね。でも彼が(かなりグロテスクな)「虫」という、人間としての生活を全く送れなくなってきてしまった時に、結局彼がいなくなっても家族は生きていける、という現実が見えてきてしまった…のかなぁ。むしろ「養ってあげている」という意識を持つ事で自分のアイデンティティを確保させてもらってただけなのかも知れないよね。もちろん家族にとっても彼がいなくなってしまう事による悲しみも痛みもあるのだけれど、最終的には彼の死によって家族は重荷から開放されるのだから、「私はあなた達の為に自分を犠牲にしてうんたらかんたら。」なんてきっと驕った考えであり、自己満足なのでしょう。人間の存在なんて悲しいものですね。でもこんなに重い話なのに、さらっと書いてしまうところがカフカの凄さ…なのでしょうか。なんだかはまりそうです。 フランツ・カフカ「変身」

そうか〜そうだったか〜

冷汗が出る例が多く載っています。今読んでる「その英語、ネイティブにはこう聞こえます」シリーズ。普段あまり英会話本は手に取らないんですが、先日あるアメリカ人が私の英語について「きつい」と表現していたという話を聞いて、つい目にとまってしまいました。 ところで「きつい」って…意味が広いだけに余計凹むよね。例えば何が「きつい」のかって考えた時に
  1. 言い方がきつい→今まで習ってきた英語がダメダメ。
  2. 言ってる内容がきつい→きっと日本語の話し方もきつい
  3. 英語で仕事するにはまだきつい→全否定
ね、そのコメント自体がきついですから〜。 という訳でなんとなく手に取ってしまったんですが、読んでみての感想。これは凹みます。凹みますがすっごく勉強になります。細かいニュアンスの違いとかを書いてくれて いて、間違いの説明とベターな言い方がシーン別にまとめられています。例えばで少し引用しちゃうと… 文:「Where is my seat?」 こう聞こえる:「俺様の席はどこだ?」 だそうです。やばい、普通に言うかも、これ。Whereがいきなり頭にくるとちょっと傲慢なカンジになるとか。つまり「Could you tell me where〜」とかで始めれはベターらしいです。 この間違いを訳した文もちょっとおもしろく書いてあるからスラスラ最後まで読めちゃいますよ。まあ書いているのはアメリカ人なんで言い方は比較的フレンドリーなのではと 思いますが。TPOによっての使い分けは必要ですが、かなりお役立ち度数は高い!難しい文法や単語は使っていないので英語があまり得意じゃない人にもオススメの1冊です。 「こう聞こえます」シリーズは こちら

きんいろのはね

このまえ本屋さんで見つけてとても気になっている本があります。田中 伸介さんが描かれた「きんいろのはね」という絵本。すご〜くやわらかいタッチの絵で、きんいろのはねを持った犬と、郵便屋さんのおじいさんの物語です。セリフ等はいっさいなくて、絵だけで物語が進んでいくんですが、登場人物の表情を見ているだけで心があっためられるような 作品です。セリフがないだけに、ものがたりの詳しい部分はある程度自分で想像する事になるんですが、私は見ていて嬉しくなったり、楽しくなったり、少し切なくなったり、感動したり、とても楽しめました。癒されます。何度も見る度に、違った味が出てくる本だと思います。 今度買っちゃおうっと。 本の紹介ページ(Amazon)