ターミナル

遅ればせながらターミナルをみました。ずっと見てみたかったんだけど年末年始は忙しくて今日やっと映画館に行けたのです。 いい意味で想像してたのと違いました。トレーラーだと、ひたすら感動系で話が進むような印象だったけど、なんていうのかな、私の感想は全体的に笑わせてくれるシーンの多い「ほのぼの系」。主役のトム・ハンクスとその周りの人達の表情や動きに思わず口元が緩んでしまいました。 それにしてもすごいシチュエーションですよね。言葉の通じない国の空港で自分の国でクーデターが起きてビザもパスポートも無効、お金も使えなくて・・・なんて。まず泣くよね。マジ泣き。でもそんな状況でもある「約束」を果たすために必死に空港のターミナルで暮らしていくビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)の人柄をひたすら描き、そのナボルスキーの生活の視点から少しずつアメリカの文化が見えてくる・・・という感じでしょうか。空港のターミナルっていう狭い空間の中なのに、アメリカという国の暖かさも冷たさも詰まっているところがなんか面白いです。ちなみに公式HPでは舞台になっているターミナルのバーチャルツアーができます。映画を見たあとに行くとちょっと嬉しいかも。 とにかく、ナボルスキーのとぼけっぷりと前向きさにはけっこう元気づけられます。個人的にはとっても好きな映画でした。ナボルスキーの「約束」については、共感できる人とできない人がいるんだろうな〜。でも私にはとても大切な「約束」のように感じました。まあ、ちょっと話の展開に無理があったり、派手に泣けるような作品ではないんですが、じわじわと心の中をあったかくしてくれる映画だと思います。 それから・・・ナボルスキーの相手役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズと、入国係官役のゾーイ・サルダナかわいすぎ。

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